お客様の人生に寄り添う存在でありたい。治療家×パーソナルトレーナーの西垣正太にインタビュー!

お客様の人生に寄り添う存在でありたい。治療家×パーソナルトレーナーの西垣正太にインタビュー!

今回は、治療家×パーソナルトレーナーとして京都で活動する西垣正太さんにインタビューしました。トレーナーでありながら、整骨院での勤務経験があったり柔道整復師の資格を持っているなど、治療とトレーニングを組み合わせた指導がウリの西垣さん。「トレーニングは薬のようなもの」と語る、西垣さんの仕事へ想いを取材しました。

今回インタビューしたトレーナー

西垣 正太
西垣 正太

京都で活動しているパーソナルトレーナー×治療家の西垣正太です! 医療国家資格である柔道整復師として接骨院の院長を経験。トレーナーと治療家の2足のわらじで「痛みや不調で悩む人」 に寄り添ってトレーニングと治療を実践しています。

※この記事は、2020年6月時点の情報です。当時の状況と異なる部分がある可能性がある点、ご留意ください。

得意科目は体育だった学生時代

僕、子供の頃から勉強は苦手だったんですけど、体育だけはすごく得意だったんですよね。
スポーツも大好きで、小学校と中学校は野球、高校は硬式テニスをやっていました。

高校卒業して進学するときに「ずっと体育ができる学校はないのかな」と思って見つけたのが、トレーナーの専門学校でした。
実際に入ってみたら、解剖学とか生理学の座学の授業とかもあって「あれ、イメージと違った」と思ったのですが、その勉強が楽しかったんです。
元々スポーツが好きだったので、筋肉の話とかこうやったらスポーツが上手くできるとか、そういうことがわかってきて、そこで人生で初めて勉強に没頭できたんですよね。

専門学校卒業する少し前に、フィットネスクラブのアルバイトとしてパーソナルトレーナーを始めました。
そして、21歳のときにパーソナルトレーナーとして独立しました

答えられない悔しさを原動力に猛勉強

パーソナルトレーナーとして活動する中で気づいたのが、身体が痛いと感じている人が多いということなんですね。
お客様から「肩痛いんですけどどうしたらいいですか?」といった相談を受けることも多かったのですが、当時は医療の知識がなかったので「無理せんといてくださいね」くらいしか言えないことが悔しくて。
それで、医療的な知識や技術を身につけるために、ジム併設の接骨院でもアルバイトをすることにしました

最初はリハビリを担当していましたが、もっとお客様の身体をしっかり治療できるようになりたいという思いで、柔道整復師の国家資格を取る学校に3年間通って資格を取りました。
仕事しながらの勉強だったので、本当に大変で、もう寝ずに勉強したという感じでしたね。



お客様の疑問に対して「分からない」と答えるのが嫌で、負けず嫌い精神が強いのかもしれないです(笑)
それから接骨院の副院長や分院の院長を経験したあと、2020年の4月にパーソナルトレーナーとして独立をしました。
今は、パーソナルトレーナー1本で活動しています。

お客様の人生に寄り添っていく



パーソナルトレーナーは、人生に寄り添える職業だと思います。
医療の知識を身につけて治療に携わっていくと、痛みを抱えている人たちの悩みって深いなと感じたんです。

例えば「お孫さんと遊べない」とか「膝が痛くて旅行に行けない」とか「やりたいスポーツがあるのに練習できない」とか。
それを解決しようとすると、お客様に深く寄り添って、トレーニングだけじゃなくて生活習慣にまで入り込んでいく必要があるんですね。

そうすると、やはりお客様との距離もすごく近くなりますし、目標を達成できたときには自分のことのように嬉しくなります
僕のお客様の中には、10年以上の付き合いの方もいます。
そうすると結婚して子供ができて、みたいな人生の変化も一緒に共有できるんです。

長い付き合いの方は、トレーニング指導するたびに目標がアップグレードしていくんですよね。
最初は「腰が痛くて買い物に行けない」というところから、それができるようになったら「犬の散歩にいけるようになりたい」となって、次は「旅行に行きたい」となって、次は「マラソン大会に出たい」みたいな。
だから「10年前とは全然違うトレーニングしてますよね。前はこんなことできなかったですよね!」というお客様もいらっしゃいます。

そうやって、お客様と人生の目標を共有して長い期間かけて一緒に達成していくのが、パーソナルトレーナーとしてのやりがいです

夢を叶えた消防士のお話

僕と同い年の男性の消防士の方なのですが、この方も10年以上の付き合いなんです。

10年前は兵庫の消防学校に入る前だったんです。
消防学校ってすごく激しいトレーニングをするのですが、その方が元々腰痛持ちで不安だということで、僕のところに来てくださいました。
トレーニングの結果、腰痛も治って、無事消防士になることができ、お仕事しながらも続けてパーソナルトレーニングを受けててくれたんですね。

それで、その方がまた新しい目標ができて、今度は兵庫県にある消防本部から京都にある消防本部に移りたいということで、また試験を受け直さなければならないと。
それがかなり狭き門で、試験に落ちてまたチャレンジしてということを何年も繰り返していました。
僕もその時にいろいろサポートさせていただいていて、最終的に試験に受かった時には嬉しくて涙しましたね

会議でお尻が痛くて座れなかった女性のお話

もう一人ある女性の話をしたいのですが、その方は60代の女性で「仕事中の会議でお尻が痛くて座れない」という悩みを抱えた方がいました。
何十人と会議の参加者がいる中で、一人だけ立っていたらしいんですね。

色々な病院に行ってもダメだったみたいで、もう仕事辞めようかというくらい悩んでいました。
ところが、僕がその方とトレーニングしたら1時間で治っちゃったんですよ。
「これで仕事続けられます!」と言われた時は、すごくうれしかったです。

で、これはその1年後くらいに判明したことなのですが、実はその女性が先ほどお話しした消防士の男性のお母さんだったんです!
これは本当にたまたまのことで、世間は狭いなぁと思いましたね(笑)

トレーニングは薬のようなもの

僕のトレーニングセッションでは、「チェックすること」を特に大事にしています。

トレーニングって薬みたいなものだと思うんですよね。
薬って闇雲に処方するんじゃなくて、症状を診断してその症状に効くものを出すじゃないですか。
トレーニングもそれと一緒で、お客様の症状をちゃんと理解した上で、その症状を直すためのトレーニングを提供するようにしています。
トレーニングのことだけじゃなく、お客様の食事のことや普段の生活、仕事のことなども細かく聞いています。
大体セッション時間の3分の1くらいはチェックの時間として使っていますね。



薬がたくさん飲み過ぎると良くないように、トレーニングもやり過ぎちゃうと逆に身体を痛めてしまう可能性があります。
症状にバチっと合ったトレーニングを必要最小限の量で提供することによって、お客様の負担をなるべく少なく、目標を達成できるようにサポートします

あとは、薬に依存するのって良くないと思うのですが、お客様にも僕に依存しないようにとお伝えしています
最初は、意識的にトレーニングをしていくのですが、最終的には無意識で身体を痛めない正しい動きができるようになって、僕から卒業してもらえるというのが理想です。

シンプルにお客様と仲良くなることが大切



僕はパーソナルトレーナーである以前に人なので、お客様と仲良くなって信頼関係を築くということを大事にしています。
どれだけ知識や技術が合っても、一度「コイツ好かんな。おもんないな」と思われてしまったら、もう話を聞いていただけなくなってしまいます。
なので、「あなたが言うならやってみようかな」と言っていただけるくらい信頼していただくことが一番大切だと思います。

やったことのない事に挑戦する精神

僕の人生の方針として「やったことのない事に挑戦する精神」というものがあります。
例えば、「行ったことのない飲食店に行く」とか、やったことがないスポーツをどんどんやってみるとか。
去年は、サーフィン、ボクシング、トランポリン、フライボード、バク転にもチャレンジしました。



お客様とのコミュニケーションの中で、やはり共通点が見つかると盛り上がるし、ちょっと心が許せるようになると思うんですよね。
だから「共通点めっちゃ増やしたろ」と思って、色々なことにチャレンジしてます。

あとは、珍しい経験をすることで、話のネタになります。
例えば、昆虫を食べに行ったり、めちゃくちゃ怪しい催眠術にかかりに行ったこともあります(笑)



多くの人は、やったことがないことよりもやったことがあることに目が行きがちだと思います。
そのほうが、失敗する可能性が低いですし、安心ですから。
ですが、新しい経験は刺激を得ることができますし、人生が豊かになると思うんです。
人間、やったことがないことの方が圧倒的に多いですからね。
一度きりの人生なので、できるだけ多くのことを経験していきたいです。

僕は、やったことがないことを見つけるたびにスマホにメモしてるので、やりたいことリストが溜まりまくって、全く減らないんです(笑)
今も、やりたいことリストが50個くらいあります。

お客様に自分のひととなりを見せることも信頼を得るために大切なことだと思うので、SNSなどを使って個人的な発信もするようにしています。


痛まない身体の使い方指導が強み



僕の強みは、治療家でありパーソナルトレーナーでもあるというところです。
今、痛みを抱えていて、運動したいのにできないという方にぜひ来ていただきたいなと思います。

痛みを抱えている方って、ある特定の動きをすると身体が痛むというケースが多いのですが、大抵の場合、動き方に問題があるんですよね。
僕のトレーニングでは、まず身体をチェックさせていただいて、その方の癖を見抜きます。
癖を把握した上で、関節に負担のかからない痛みの少ない動き方をマスターしていただくことで、日常生活の痛みがなくなっていきます。

トレーニングすることで、正しい動きを無意識でできるようになれば、日常生活がいいトレーニングになります
そこまで来れば、わざわざジムで筋トレをする必要はなくなると思うので、最終的にはそこを目指しています。

パーソナルトレーナーで食っていけることを証明したい

僕は、パーソナルトレーナーという職業が大好きなのですが、世間的には「パーソナルトレーナーって本当に食べていけるの?」みたいなイメージがあるんですよね。
だから、今パーソナルトレーナーになりたいと考えている人は不安な方も多いんじゃないかなと思います。

僕は今、結婚していてちょうど今年の4月に子供も生まれて、独立もして、という状況なので、僕自身がパーソナルトレーナーとしてしっかり家族を養っていけるということを証明していきたいです。

治療家×トレーナーを増やしていく



これまでは、目の前の人を幸せにするということをやってきたのですが、これからは僕以外の人が周りの人を幸せにするという形を作っていきたいなと思っています。
そのために、治療もできてトレーニング指導もできる人材を増やすということに貢献していきたいです。

治療家の方で、「治療はできるけど、本当は運動指導もしたい」という方ってけっこういると思うんですよね。
そうした方に、運動指導のことを教えたり、セミナーを開催するなど、今後は人材育成にもチャレンジしていきたいです。

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ベストレ編集部インタビュー後記

今回西垣さんのお話を聞いて、お客様に寄り添うことを大切にしているということをとても強く感じました。10年以上も信頼されて、トレーニング指導をし続けているお客様がいるというのは本当にすごいことだと思います。また、常に新しいことに取り組む姿勢もとても素敵で、すごく人生をエンジョイされているなという印象を受けました。治療もできるパーソナルトレーナーとして今後の活躍に期待ですね!

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お客様の人生に寄り添う存在でありたい。治療家×パーソナルトレーナーの西垣正太にインタビュー!

今回インタビューしたトレーナー

西垣 正太
西垣 正太

京都で活動しているパーソナルトレーナー×治療家の西垣正太です! 医療国家資格である柔道整復師として接骨院の院長を経験。トレーナーと治療家の2足のわらじで「痛みや不調で悩む人」 に寄り添ってトレーニングと治療を実践しています。

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